絶望が希望に勝る絵の具なら

 

 原動力が、不幸や絶望でしかないのは、あまりにも虚しい。わたしは空洞。ゆらゆら帝国の真似みたいだけど。マイナスの感情、そんなもので自我を保つのは、わたしは嫌だな。ただ、ここへ来るまでに一通りの絶望に挨拶してきたので、味方は多い。だけどやっぱり、最後にエンジンをかけるのは自分で、後ろに進むよりは、前に進みたい。不幸だと嘆くあいつに、あいつに、あいつに、負けたくはないだろう。

 

 絶望が希望に勝る絵の具なら、わたしは色のない希望を描く。