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 淘汰された宇宙、塵ですら摩擦で光を帯び地上から見上げれば尊い一瞬の星となるにも関わらず、我々の日々が進行していくスピードはあまりにも遅く、燻るだけの己の生活にそろそろ嫌気がさしてきて、未だ正気を失っていない自分自身への安堵と、狂うにも狂えない腹の底が空腹の悲鳴を上げていることの惨めさ、この惨めさで腹がいっぱいになれば良いのだが、何かしらの生命を殺さねば満たされぬ事実を六畳一間の窓から嘆く、さて今日は駅前の雑踏で幾つの眼球とすれ違ったか、いつから自分が分裂していったかわからない、自らの歴史を自らが把握していないことに一切の焦りは無い、河川敷で叫んだ声は橋の上を通過する電車に轢かれた、それで良かった間違いなどその瞬間に一つも起こっていなかった、淘汰された宇宙、それは