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写ルンですもiPhoneもCanonの一眼もわたしの目もあなたの目も見ているものは同じ

日記

最近はレジの店員さんにありがとうございますが言えなくて、でもありがとうと思っているからどうしようと迷った結果、いつも10回くらい高速でお辞儀をしてしまうのだけれど、たった一回「ありがとう」と言うだけのほうが伝わるし、言葉とは尊いなと思う。

 

おしゃれなワンピースや、ぴかぴかの爪とかとは無縁のところで生きている。同じ歳の女の子たちのように、綺麗な写真は撮れないし、自分が笑ってる顔の写真もない。凛とした文字も書けない。もし、共通点を無理に探そうとするならば、くるりの歌を聴いていることくらいか。

 

水槽の金魚が水面を揺らして大きな音を立てている。

 

誰かの妥協案として自分が存在していることの虚しさ。わたしはいつも怖い。代替可能な自分が怖い。馬鹿にされているようで怖い。

 

だけどこのままずっと自分を憎むようなことはしたくないな。

明日が来てもきっとなにも変わらない。0時を過ぎたって部屋の明かりを消さないうちは、明日が来たとすら思えない。今日の終わりをいくらでも自分で操作できてしまうことが、わたしをだめにしている気がする。

 

簡単に消してしまえるインターネットの上の、筆圧のない平坦で無機質なこの文字を、あの人の黒いボールペンと紙の摩擦による凛々しい言葉たちと比べない生き方をしたい。