殺意を抱いて飛べ

 他人から見たらしょうもない人生、あの子のフェイスブックには到底敵わない人生、絵の具まみれのあの子のツナギに、エナジードリンクの空き缶に、面影のないショートヘアに、わたしの知らない傷とか、嘔吐の記録とか、歌とは呼べないような完璧な歌を。できるだけ嘘はつかずに、殺意を抱いて飛べ。