仲間を探したい

伊藤整の「青春」から、その一部を抜粋する。

 

 若し青春の提出するさまざまな問題を、納得のゆくやうに解決しうる倫理が世にあったならば、

人間のどのやうな問題もそれは、やすやすと解決しうるであろう。

 青春とは、とほりすぎれば済んでしまう麻疹ではない。

 心の美しく健全な人ほど、自己の青春の中に見出した問題から生涯逃れえないやうに思はれる。

 真実な人間とは自己の青春を終へることの出来ない人間だと云っていいであらう。

 

 わたしが死ぬまでに、この言葉に共鳴できる人と多く出会いたい。