午後二時の回想

 生産とも言うべき行為は、ただただ苦痛であった。ここで浴びる言葉には、執拗に撫でまわすような生ぬるい温度がある。生命のはじまりは、まったく神秘でなく、きわめて人工的であることに幻滅した。これを愛と呼ぶならば、こんなもので世界は救えない。愛情表現と欲が重なるなんて都合の良い話があるのだろうか。 愛は常に遅れてやってくることに気づけないほうが幸せだ。

 正午過ぎのワイドショーは、司会者がムカつくから嫌い。